• 永田 智哉

【前編】コスモス福岡の会員証が届きました!


実物の会員証(生年月日のみ画像加工で伏せています)

先日、一般社団法人コスモス成年後見サポートセンターの福岡県支部(通称:コスモスふくおか)の会員証が手元に届きました!

12月半ばごろに入会の申請をしていたのですが、年末が近い等でタイミングが悪かったようで、2月1日付けでの入会には間に合いませんでした笑

ちなみに『コスモスふくおか』は福岡県行政書士会の関連組織で、『成年後見』という業務に特に力を入れている団体です。


しかし、そもそも成年後見という言葉自体にあまり馴染みが無いという方も多いと思いますので、今日はそういったところも含めてなるべくわかりやすくお伝えできたらと思います。少しでも説明をわかりやすくするために言葉を噛み砕いたりしているため、厳密さを欠くところもあるかと思いますが、ご了承ください。


成年後見とは、認知症や障がい等、様々な事情から判断能力が不足している状態にある方々の心身や財産を守るために、見守りを行う特定の人を選任する制度です。


今度は『心身や財産を守る』って何だ?という話になってきますが、これは例えば、後見を受けるご本人の事情に合わせて、どのような介護・福祉のサービスを受けるのが適切かを介護・福祉分野の専門家と一緒に考えたり、必要があればそういったサービスとの契約の代理を行ったり、支払いを代行したりする等が考えられます。

後見人になること、それ自体には特に資格等は必要なく、親戚をはじめどなたでもなることができます。

ちなみに成年後見を業務として法律内で明記してあるのは弁護士と司法書士、社会福祉士等があり、実は行政書士はその中には含まれていません。


ではなぜ行政書士が成年後見に力を入れようとしているのか?このような団体を設立するに至ったのか?という経緯についてですが、これにはいくつかの理由があります。代表的なものとしては…

(1)後見人の担い手の数が不足している。

(2)遺言、相続関連の業務を持つ行政書士は成年後見分野での活躍も期待できる。

等が挙げられます。


まず(1)についてですが、これは日本ではだいぶ前から問題となっている少子高齢化等により、認知症になる人が増加傾向にあるということが主な原因です。成年後見を含む何らかのサポートが必要な人口は増えていくのに、それを支える若年人口の割合は下がっていくという、少子高齢化の影響がストレートに現れているという形です。

また、後見人は裁判所からの指名によって選ばれ、選任されると裁判所に対して年に1回の報告義務を負う等、後見人への負担も決して小さくはないので、身内のためであってもなりたがらない人も少なくないということも原因として考えられると思います。


次に(2)についてですが、これは行政書士という職業の性質によるものです。行政書士は取り扱える業務の範囲が広く、それぞれが様々な専門を持ちながら日々の業務にあたっていますが、大きな共通点として、身の回りの身近な困りごとを解決する『街の法律家』というのをキャッチコピーとして掲げて活動しています。

その中でも特に、遺言や相続に関連する業務を専門としている者も少なくありません。

そういった行政書士は、ご高齢の方や障がいのある方、又はそのご家族の方と接する機会も多く、成年後見分野にも活かせる知識やスキルがあるはずだ、ということです。

そして、ここからは(1)にも繋がりますが、行政書士が成年後見分野にも積極的に関わることで、現在は担い手が不足しているせいで世間にもいまいち浸透していない成年後見制度の利用促進にも貢献できるのではないか、というのが大きな理由です。

また、行政書士は他の士業よりも地域偏在が少ないということも言えると思います。


『街の法律家』である行政書士が、現代日本が抱える問題の負担軽減に少しでも役立つ『社会資源』となることが出来れば良いのではないかと思います。



…さてさて、成年後見制度やコスモスの設立に至る経緯についての話が長くなり、肝心のこの団体の特徴等にまだ触れていなかったので、その話をしていきたいのですが、結構長くなってしまったので、今回の記事はここで一度区切らせて頂こうかと思います。

次回の記事ではコスモスという団体の特徴を中心に、この続きを書いていきます。お時間がある方はぜひ後編も読んでもらえると嬉しいです。


では、ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

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